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交通事故 首の痛みについて
頸椎捻挫(けいついねんざ)
一般的なむちうちの70%程は頸椎捻挫です。これは、首の回りにある筋肉や靭帯が、事故の衝撃で急激に伸ばされるために炎症を起こします。普通の病院でレントゲンを撮っても写らないので、むちうちの診断をしてもらえないことがあります。
ただ、レントゲンで異常所見がないからといって、正常であるとは限りません。自分自身の自覚症状だけであったとしても、実際に症状がある場合は、必ず主治医にその旨伝えて適切な治療を受けましょう。
【症状】
頚椎捻挫の場合は、レントゲンやX線画像などで頚椎に骨折や脱臼などの異常がないにも関わらず、首や肩に痛みがあり、特に首を回したり左右に動かすと痛みが強くなる傾向があります。
さらに、めまい、ズキズキとする頭痛、はきけ、視覚異常、だるい、などといった自律神経症状が発生するのが特徴です。そのため後遺障害認定においては、他覚的所見による障害の客観的な立証が難しいため、本人の自覚症状の記録や治療過程などがとても重要になります。頚椎捻挫でも症状が深刻な場合で、それを的確に主張できれば第14級9号(局部に神経症状を残すもの)に認定される可能性があります。
ぜひ一度ご来院お待ちしております。。。