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交通事故で起こり得るケガの種類
交通事故でのケガには、「目に見える痛み」と「目に見えない痛み」があります。
「目に見える痛み」とは、X線などの検査で骨などの損傷が見られるもので、以下の種類があります。
・捻挫
捻挫とは、衝撃で関節の骨がずれて、軟部組織が損傷した状態です。
関節はある程度動きますが、筋肉をコントロールできない状態になるため、固定が必要です。
・挫傷
挫傷とは、筋肉中の繊維や血管が切れた状態で、肉離れとも呼びます。
3〜5日後に皮下出血がでてくることもあり、適切な処置が必要です。
・打撲
打ち身とも呼ばれ、損傷部位が熱を持って腫れて紫色の皮下出血が起こるのが特徴です。
特に重傷の場合は、皮下出血だけでなく、筋膜や筋肉、さらに骨膜まで損傷を受けることもあり、血腫ができると治りにくくなることもあり、十分な注意と適切な治療が必要です。
「目に見えない痛み」には、主にむち打ち症があります。
むち打ち症は、X線やMRIなどの画像検査では確認できないことが多く、様々な症状をもたらします。
・むち打ち症
むち打ち症は、首部やその周辺が事故などの衝撃により損傷を受けた際に、身体の麻痺や機能障害を発症するものです。
事故直後より、少し後に症状が現れるのが特徴で、肩こり、頭痛、吐き気、めまい、食欲不振などの様々な症状がみとめられています。