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お子様が交通事故にあったら
今日は子供の交通事故でお怪我をされた方の治療についてお話しをします。
子供が交通事故に遭うケースは
・自転車に乗っていて車と衝突する
・歩いている時に車や自転車とぶつかる
というケースが多いと思います。
しかし、意外と多いのが車の助手席や後部座席に乗っていて追突されてお怪我をされるケースです。
自転車や歩いている時は車や自転車との衝突なので大きなケガになり、お父さん・お母さんはとても心配される事が多いのですが 車の助手席や後部座席に乗っていた時の事故は比較的、自転車や歩いている時よりも怪我の度合いが外観上わかりにくいです。
外観上は何もないけどむちうちなどの症状は本人しか感じられないです。
なので、治療をする方は少ないです。
また、子供だから症状もすぐ自然に治っていくから様子をみてみようとなにもしない方が多いです。
もちろん大人に比べると症状は引いていくのは早いのですがしっかりと早期に治療することが大切です。
しっかりと治療をして痛みの原因を治療しないと後から症状が出てくることもあります。
また小さい子どもというのは、基本的に、あそこが痛い、ここが痛いと適確に言えません。
ですから、診断するときに正確な状態を推測しにくいというのがあります。
ところで、子どもが事故に遭った場合に、気をつけていただきたいことがあります。
事故直後は何ともない様子だったのに、しばらく時間が経ってから変化が起こることがあるのです。
そういえば最近手を上げないとか、首がなんだか上に向いているとか、呼んでもこちら側を向かないなど。
そういう、ちょっとした変化を見逃さないことが大事です。
痛いから首を動かさないということは、充分にむち打ちの症状が出ているということです。
言葉に出して「痛い」と言わなくても、動作や様子をきちんと見てあげてください。
実際、親御さんがお子さんの小さな変化に気付き「もしかして痛いの?」と聞いてみて初めて、どこか具合が悪いんじゃないかと疑い、治療に来られるケースも少なくありません。
当院には、小さい子どもの治療にも使える微弱電流(マイクロカレント)治療器があります。
通常の電気治療器だとピリピリした感じがあって小さいお子さんは嫌がるのですが、この微弱電流(マイクロカレント)治療器だと、ほとんど何も感じないので大丈夫です。
この治療器は元来人間の体に流れているのと同じぐらい弱い電流を流すことで、細胞そのものを活性化させ、鎮痛・治癒促進をはかる治療器です。
お子様にはお子様に合わせた治療を施していきますので、少しでも異変に気付いた際はぜひ一度ご相談下さい。