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むちうちとは
正式名称は「頚椎椎間関節捻挫」「外傷性頚部症候群」と言われたりしています。
基本的に「むちうち」は、強い外力によって首やその周辺に衝撃を受けることで起きます。
首は前後・左右・回旋と比較的柔軟性があって、グニャリと左右に曲げたり、ぐるりと回したりすることができます。
交通事故を始めとした強い衝撃が背部や側部からかかると、体は前に押し出されたり横に押し出されたりします。
その時に、問題なのは頭です。
頭は、成人男性であればボーリングの重さほどになります。
体に衝撃を受けると、体は大きく動きますが重たい頭は体と同時に動くことができません。
この時に、体と頭をつないでいる首(頚椎)がまるで鞭(むち)を振ったような感じで、S字型に動いて頭を引っ張ります。
この時に頭の重さに耐えられなくなって頚部に捻挫が起こったり、さらにひどい時は骨折したりしてしまいます。
これが、むちうちが起こってしまうメカニズムです。