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交通事故 後遺症について①
精神の障害
後遺障害の種類の中で、精神の障害としてもっとも代表的なものが高次脳機能障害です。
高次脳機能障害とは、脳に損傷を受けた被害者が治療を受け、一見回復したように見えるが、人格や記憶力に変化が出てしまうなど目に見えない症状のことです。
後遺障害等級としては、1級、2級、3級、5級、7級、9級があてはまります。
主な症状としては、記憶・記銘力障害、注意障害、遂行機能障害などの認知障害、複数のこと同時に行えない、欲求を抑えられない、態度や行動が子どもっぽくなるなどの行動障害が挙げられます。
高次脳機能障害によって社会生活への適応能力が大きく低下してしまった場合、就労や就学ができなくなってしまったり、介護が必要になってしまうこともあります。