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ストレートネックについて
首のトラブルで来院する人のほとんどに、「ストレートネック」という症状がみえます。
ストレートネックとは、ゆるやかにカーブしているはずの頸椎(首の骨)が、首を前に出した姿勢を続けたことによって、まっすぐになってしまった状態です。
私は、日本人の8〜9割に、こうしたストレートネックの兆候があると感じています。
その理由は、いくつもあります。そもそも日本人は農耕民族で、おじぎの文化も深く根づいているため、前傾姿勢になりがちなこと。
それに加えて現代社会では、パソコンやスマートフォン、携帯電話をよく使うことで、どうしても首を前に出す前傾姿勢を取るようになり、ストレートネックの増加が助長されたと考えられるのです。
ストレートネックかどうかは、レントゲン検査を受ければすぐにわかりますが、簡単なセルフチェック法もあります。
まず、壁を背にして「気をつけ」の姿勢を取ります。そのとき、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4ヵ所が特に意識しなくても自然と壁につけば、頸椎は正常な状態です。
もし、後頭部が壁につかなかったり、意識的に首を後ろに倒さないとつかない場合は、ストレートネックの可能性が非常に高いといわれます。
少しでも違和感を感じたりする場合はお気軽にみつけファミリー接骨院までご相談下さい。