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交通事故治療の流れ
交通事故に遭った場合、思わぬ症状や後遺症に悩まされることがあります。
このような場合、一人ひとりの症状に合わせた治療を行い、体に対する今後の不安解消にお役立ちします。
今日は来院から治療完了までの流れについてお話します。
(1)来院
交通事故に遭った場合、思わぬ症状や後遺症に悩まされることがあります。
症状が数日後に出ることもある為、痛みがなくてもまずは来院して下さい。
予約優先制の為、来院前にお電話下さい。
必要なものなどご案内します。
(2)症状の確認
問診、視診、触診、などにより、できるだけ詳しく症状を把握します。
(3)治療内容の説明と確認
各種矯正(整体)、電療、マッサージ、超音波治療など症状に合わせて治療内容を選択し、実際の治療内容を分かりやすくご説明します。
(4)治療開始
症状に合った治療を行います。
(5)治療完了
症状の消失、また、後遺症の不安解消に伴い、治療を終了します。
※症状や痛みに合わせた治療法の種類※
*マッサージ(手技)
筋肉の緊張が強い状態を放置しておくと、背骨はその筋肉に引っ張られ、体全体の筋肉バランスが崩れてしまいます。
マッサージを行うことで、背骨などを矯正することはできませんが、血液・リンパの流れを促進し「筋肉のはり」などが良くなっていきます。
また、矯正をされた方などはより治療効果がでやすくなります。
*電気治療
痛みのある場所、筋肉のはり・シビレ・こりなど、それらに適した電気治療を行うことで実際に手技療法をする際の補助を目的として使用します。
また、筋肉へ周波数の違った電気をかけることで筋肉を強くしたり、脂肪を燃焼させる目的に使用するなど様々な用途を持っています。
むち打ちによる頭痛
交通事故、特に、車と車の衝突事故の場合、一番多いと言われている交通事故後の症状がむちうち症(外傷性頚部症候群)です。交通事故での衝撃が加わることで、首の筋肉にはとても大きな負担がかかります。
その負担によって首の筋肉が硬くなり、痛みを引き起こしますが、その筋肉の硬さは首・背中の痛みだけでなく、頭痛や吐き気といった別の症状をも引き起こしてしまいます。
そして、この頭痛や吐き気は放っておいて、治るものではありません!早期に首や肩の筋肉を適切に治療してもらうことが必要です。
レントゲン検査では異常がわからない、
頭痛・めまい・吐き気などの症状。
その原因はむちうち症で、ご本人様にしかわかりません。
*交通事故後の頭痛・めまい・吐き気の原因
交通事故での頭痛・めまい・吐き気の原因は、「頭の打撲」か「むちうち症」になります
交通事故後、頭痛・めまい・吐き気という症状がでると「脳の異常?」「内臓の問題?」と考えてしまいます。
レントゲンを撮って脳や内臓に異常があれば、その治療が必要ですが、頭痛・めまい・吐き気があっても「レントゲンでは何も異常がありません」と言われることが多く、湿布・投薬・牽引で済まされることがほとんどです。
それは、症状の原因が、首や肩の筋肉の硬さにあるため、病院や整形外科では専門的な手技治療ができないためです。
車同士の交通事故では、大きな衝撃が加わると、頭が強制的に前に振られてしまいます。
この時に首の筋肉が伸張されますが、同時に頭がこれ以上前にいかないように首の筋肉が頭部を引き戻そうとします。
この一連の流れが首や肩周辺の筋肉にとって大きな負担となり、筋肉を硬くしてしまいます。
そしてこれこそが、頭痛・めまい・吐き気といった症状の原因になります。
*ご自宅で出来る頭痛・めまい・吐き気の解消法
辛い頭痛・めまい・吐き気を解消していくためには、まず首の筋肉の緊張(硬さ)をとる必要があります。
ですので、筋肉内の血流を改善させていくことが大切です。
血流を改善できる方法として、温めることやストレッチをすることが挙げられます。
お風呂はシャワーで済まさずに、ぬるめのお湯で結構ですので、15分は浸かるようにしてください。
あとは、首のストレッチです。
お風呂上りの血行が良くなっている状態でストレッチをすると効果も出やすいです。
ただご自身で判断してしまうと症状が悪化していまう恐れもありますので、交通事故後の症状でお困りの方はぜひ当院にご相談下さい。
妊娠中の交通事故治療について
妊娠中に交通事故をされてしまった方お腹の赤ちゃんの心配と、ご自身の体にも大きく負担がかかってしまいます。
妊娠中の交通事故により、ムチウチに悩まれている方が多くいらっしゃいます。
妊娠中の治療は非常にデリケートなため、かかりつけの病院が交通事故治療に前向きでない、また湿布薬や投薬などの処方ができないため、満足な治療を受けられずにいる方が多いです。
当院では、妊娠中の方についても、手技を中心とした母体に負担の少ない施術を行っております。
妊娠中は治療できないんじゃないかと不安なかたは是非一度お問合わせください。
むち打ちの4つの症状
先日むち打ち症にはどのようになるかパターンがあり、その種類について紹介しましたが、今日はむち打ち症の主な症状について紹介していきたいと思います。
「むち打ち症」の4つの症状
「むち打ち症の症状」は大別するとおよそ以下の4つに分類されます。
(1) 頚部の捻挫を主とする症状
足首や手首の捻挫と同じで、頚部の筋肉や靭帯、関節包の損傷です。
首がだるい、頭が重い、頭痛、頚部の痛み、運動制限がある、肩がこる・・・など他の捻挫と同じような症状です。
(2) 神経根の障害を主とする症状
神経根とは脊髄神経から枝分かれし、腕や足に分布する神経の根本部分のことです。
そこを圧迫されたり、引っ張られたりすることで、その神経が支配している領域に循環障害が起きます。
しびれ感、知覚異常、電気が走るような痛み・・・など症状が複雑です。
(3) 自律神経の障害を主とする症状
脳に血液を送る動脈(椎骨脳底動)の血流が悪くなり、自律神経が正常に働かなくなります。
頭痛、頭重、眼精疲労、耳鳴り、めまい、難聴、集中力の低下・・・さらに内臓不調など不定愁訴の症状がみられます。
(4) 骨髄液圧の低下を主とする症状
骨髄液は脳の水分を調整したり、衝撃から守ったりする働きをしますが、外傷により髄液を包む硬膜が破れ、髄液が漏れ、圧が低下することで、頭痛、はきけ、めまい、視力障害、集中力の低下など(3)に似た症状が出ます。
これは専門医の診断がなければなかなか分かりにくい疾患であり、外科的処置が必要な場合もあります。
これらは単独で起こる場合もありますが複合的に起こる場合もあります。
見た目にあまり変化がない場合、周りから理解されにくく、精神的にも辛い状況に追い込まれる方もいらっしゃいます。
事故の状況によってはそのことが精神的負担になり、治癒を遅らせてしまいます。
こういった様々な症状は中々判断が難しく、発見されにくい場合もあります。
自己判断せずに一度ご相談下さい。
みつけファミリー接骨院ではそういった心の問題もふまえ、様々なバックアップ体制を取りながら治療を進めております。
追突によるむち打ちの種類と症状
むち打ち症とひとくちに言ってもむち打ち症には様々な種類や症状があります。
今日はそれらについて紹介していきたいと思います。
「むち打ち症」は何故起こる?・・・追突の種類
まず交通事故などの追突事故によって発症する「むち打ち」は、正確には「外傷性頚部症候群」といいます。
首がムチのようにしなって発生することから「むち打ち症」と呼ばれています。
この症状の多くはむち打ち症の起こり方はおよそ次の三つに分類されます。
1.正面からの追突によるもの
2.側面からの追突によるもの
3.後方からの追突によるもの
1.の正面からの場合は衝突直前に事故を予知しやすいため、首の筋肉が緊張し、衝撃を和らげることができるので比較的軽度です。
首はまず前に強く曲げられ、その後、後ろにしなります。
2.の側面からの場合はまず追突された側に肩につくほど強く曲げられ、次に反対側にしなります。
角度によっては複雑な損傷を受けます。
3.の後方からの場合は事故をまったく予知していないことが多く、首の筋肉は弛緩していますから1.のように衝撃を和らげることができません。
首は後ろに強くしなってから前に曲がります。しなり方が小さくても受けるダメージは大きくなります。事故の九割がこのタイプです。
もともと人間の首の動きは前に60度まで、後ろと左右は50度まで、と限りがあります。
この範囲を超えてしまうと頸周辺の組織が損傷を受け、症状が出るのです。