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むちうちとは
正式名称は「頚椎椎間関節捻挫」「外傷性頚部症候群」と言われたりしています。
基本的に「むちうち」は、強い外力によって首やその周辺に衝撃を受けることで起きます。
首は前後・左右・回旋と比較的柔軟性があって、グニャリと左右に曲げたり、ぐるりと回したりすることができます。
交通事故を始めとした強い衝撃が背部や側部からかかると、体は前に押し出されたり横に押し出されたりします。
その時に、問題なのは頭です。
頭は、成人男性であればボーリングの重さほどになります。
体に衝撃を受けると、体は大きく動きますが重たい頭は体と同時に動くことができません。
この時に、体と頭をつないでいる首(頚椎)がまるで鞭(むち)を振ったような感じで、S字型に動いて頭を引っ張ります。
この時に頭の重さに耐えられなくなって頚部に捻挫が起こったり、さらにひどい時は骨折したりしてしまいます。
これが、むちうちが起こってしまうメカニズムです。
むちうち 腰の痛み
むちうちによる腰痛はほぼ半分以上の確立で発症します。
腰痛は交通事故による強い衝撃によって腰椎部部に歪みが発生する事に起因します。
事故の衝撃で引き起こされた「ぎっくり腰」の状態で、急性的椎間関節捻挫とも言われます。
腰は身体の土台の役割を果たしているため、痛めてしまうと日常生活に大きな影響を与えます。ちょっとした動作や普通 に屈むだけで痛みを覚えたり、動作が著しく制限されてしまいます。
また、むちうちによる腰痛は時間の経過に伴って痛みが増す事が多々あります。
少しでも痛みに違和感がありましたら、お気軽にみつけファミリー接骨院へご相談下さい。
むちうち首の痛みについて
むちうちによる首の痛みの多くは頚椎部分の炎症から引き起こす頚椎捻挫によります。
頭の重さは体重10%の重さと言われており、平均にすると成人頭部は約5kgの重さになります。
この重さを細い首は常に支えている状態であり、交通事故の衝撃による急激な過伸展と過屈伸が加えられると頚椎部分の筋肉と腱を痛める捻挫を引き起こします。
主に頚部や肩にかけた筋肉の炎症によって痛みと張り感が起こり、長期間続くことにより血液循環が阻害され体全体の自然治癒力の低下も伴うことがあります。
痛みの原因は捻挫した首(頚椎)の歪みからくる事が多く、首の痛みの治療では無理がないように歪みを整えながら筋肉の炎症を治していく事になります。
体のしびれについて
むちうちによるしびれは主に神経の圧迫によって引き起こさ れた神経症状に起因します。
咳やくしゃみ等の首の何気ない動作でしびれや症状が強くな る場合もあり、しびれから麻痺などの知覚障害の他、筋力の 低下などを引き起こすリスクがあります。
また、症状が散発的に発生する場合も多くあり、しびれや痛 みの自覚がない時に検査をしても、神経障害の箇所を特定す る事は難しいためしびれを感じたらすぐに病院で検査にかか り、神経障害の箇所の特定に努めましょう。
どのような症状の度合いであれ、処置を早くしておけば神経 症状を軽く抑える可能性が高くなります。
しびれの仕組み
しびれや麻痺の原因はむちうちの歪みによる神経への圧迫が 原因です。神経は脊髄から伸び、脊柱の中を通り、脊椎の椎 間孔という直径1cm未満の管を通り、体幹部へでる神経根へ 繋がっています。事故の激しいショックにより、首、胸、腰 等の脊椎部分に歪みが発生すると、この繋がりが圧迫もしく は損傷し正常な状態を維持できなくなります。この部位がわ ずかに圧迫されるだけで、しびれなどの原因となります。
また圧迫される神経根がある頚椎の箇所によって、しびれな どの症状の発生部位もおおまかに別れてきます。
むち打ち症状
■むち打ちの後にこんな症状が!
- こわばりなど頚部の不快感
- 肩こりの悪化・首スジの張り感
- 頭を動かせる範囲が狭くなる
- 頚部の痛み
- 肩・腕・指にまで広がる痛み
- 頭痛(後頭部・前頭部・こめかみ・全体など様々)
- 頚部・肩・腕・指にピリピリする感覚がある
- 握力が弱くなったような気がする
- 目が疲れやすい・めまいがする
- 吐き気・息切れや動悸がする
数日経過してから、こうした症状が出てくる場合がありますで、
みつけファミリー接骨院にお気軽にご相談ください。。