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むち打ちとは
むちうちとは、「外傷性頸部(けいぶ)症候群」や「頸椎(けいつい)捻挫」という首の骨のけがです。首をそっと触ってみれば分かると思いますが、首の骨はいくつもの小さな骨が重なってできています。一本の長く固い棒よりも、小さくて固いものをつなげた物体の方が柔軟性はあるのです。ですから、首も前後左右に曲がりますし、ぐるりと回すことができるでしょう。
さて、何かの原因で体の背面から強い衝撃がかかると、体は前に押し出されます。しかし、頭は重いので体と同時に動くことができず、体と頭をつなぐ頸椎(けいつい)がまるでむちをふるったようにS字型に動いて頭を引っ張るのです。このときに、頸椎(けいつい)に無理な力がかかって捻挫や骨折のような症状が出ます。
むちうちは、発症した当日は症状がほとんど出ません。
翌日くらいから、頭痛や耳鳴り、吐き気、首筋から背中、肩にかけての痛み、脱力感、食欲不振などの症状が現れます。
ずいぶんいろいろな症状があるのだな、と思う方もいるでしょう。
これが、むちうちの最大の特徴なのです。
ぜひ一度ご来院お待ちしております。